【経験者は語る】仮面浪人は中期・後期受験できないってほんと!?難しい理由とは。

国公立大学を目指して仮面浪人をしているあなた。

チャンスって前期試験の1度だけってことをご存知でしょうか。

実は仮面浪人は中期試験・後期試験をある理由から受けることないのです。

 仮面浪人を悩ます「2重学籍

実は同一の人物が複数の大学等で学籍を得ること、いわゆる2重学籍ができません。

簡単に言えば「東京大学と慶應大学、2つの大学に入っている」ということができないのです。

これは法律などで規制されているわけではありませんが、文科省のサイトでは以下の通り、「学生の十分な学習時間が確保できなくなってしまうから」ということが根拠で2重学籍が認められていないようです。

13.学生が複数の大学に同時に在籍することが不適切であるとされることとの関係はどのようになりますか?

二重在籍が望ましくないとしているのは、学校教育法の修業年限の規定の趣旨に照らし、学生が二以上の大学の教育課程を同時に履修することは学生の十分な学習時間が確保できなくなると考えられるためです。

これが仮面浪人となんの関係があるのか?

この2重学籍の何が問題なのかというと仮面浪人は2重学籍に該当する恐れがあるためです。

めでたくも仮面浪人が成功した際には、在学する大学を退学し、合格先への入学手続きといった作業が生じるのですが、退学日と4月1日が被ってはいけません

なぜなら先述したように2重学籍とみなされ(可能性は低いですが)両方の大学から何かしらの処罰をうける可能性が生じるからです。

悪質な場合、両方の大学から退学処分となる可能性もあります。

なので仮面浪人生は合格を確認したらすぐに退学手続きをしなくてはならないのですが、退学が承認されるまで2週間~1か月程度時間がかかってしまうという難点があります。

下図は2月中旬以降の国公立大学の受験スケジュールの模式図となりますが、合格発表日は、前期試験で3月1日以降、中期試験は3月23日まで、後期試験はできるだけ3月23日までとなっております。

(参照:https://manabi.benesse.ne.jp/nyushi/nyushi_info/nyuushi06.html)

これからわかる通り、中期試験・後期試験の結果が判明しすぐに退学手続きをとったとしても4月1日までに退学できる可能性は非常に低いです。

これが理由で仮面浪人生は現役生や純粋浪人生とは異なり中期試験・後期試験を受験することは難しくなっています…。

じゃあどうすればいいのか?

基本的なことですが、前期試験で合格することを目指しましょう

これが一番無難で問題が起こりにくいケースだと思います。

また加えて退学完了までに必要となる作業を確認しておきましょう

かかる日数、必要な書類、誰に出すのか、承認者はだれか、といったことは最低確認しないといけません。

私が退学した際には、申請開始から退学完了まで10日間で終わりました。

ただ、これは事前に大学事務、お世話になった教授に話をし、教授会開催までに間に合わせられるように取り計らっていただいたおかげです。

時間に余裕があっても冷や汗ものだったので、これが期日まで時間がなかったとすると…ぞっとしますね。

仮面浪人が成功しているかわからない時点でこれらを確認するのは面倒かもしれませんが、こういった手続きはできるだけ前々から準備するようにしましょう!!

 本当に中期試験・後期試験を受けれないの…?

実際に中期試験・後期試験を受けられないのかというとそうではありません。

事実、私の知り合いに後期試験で仮面浪人を成功させた方がいらっしゃいますので。

先述したように2重学籍には何らかの法的根拠をもとに規制されているものではないので、大学からそれを理由とした処分がなされた場合には抗議することも十分に可能でしょう。

また2重学籍であったこと自体が大学側に知られることもそうないとは思います。

ただし、そういった面倒な争いやリスクをできるだけ低減するにこしたことはありません。

そのためにも「前期での合格」「手続きを事前に把握する」といったことに注意していただければと思います。

では!!

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